情報
この世は思い込みで出来ている。完全に。
目の前に広がるあらゆる全ては自分自身の内面が外面に現れたに過ぎない。悩みが多い人は新たな悩みを目の前に作り出し、喜びが多い人は新たな喜びを目の前に作りだす。
現実である外面が先だと思われるけど、実際は自分の意識、つまり内面が先なんですね。外面はおまけに過ぎないんです。
よって目の前の世界の捉え方次第で自分の思考パターンを知る事が出来る。悩みたい人は悩みが絶えず、楽しみたい人は楽しみが絶えません。まじでシンプル。
なので目の前の現実で自分の感情や思考を決めつけず、自分の精神世界を信じてみる。自分をルールにする。
悩みが自分を苦しめているのではなく、自分が悩みを作り出し、自分で悩んでいる。自作自演です。
最近「牛乳が体に悪い」という情報が出てきていますが、究極を言ってしまえば「そう思えばそうだし、そう思わなけばそうならない」だけです。
大切なのは潜在意識レベルでその情報を信じてしまわない事です。
さらに言えば「コンビニ弁当は健康になる」事が化学的(人は化学的な根拠や大衆の意見、恐怖や不安を煽る意見を信じてしまいやすい)に立証されたならば、それを信じて食べる人たちは絶対に健康になります。
だから「なんとか健康法」とか「なんとか成功法」とか、それを信じた人が健康になるし、成功します。
人々の思い込み=集団無意識が私たちの個々の潜在意識に染み込んでいます。それがこの世界を作り出している。
気が付いた人から「人生楽ありゃ苦もあるさシステム」からオサラバできます。
潜在意識の探求、めっちゃオモロイわ。
ダイズシストセンチュウを発生させるには
逆説的ですがダイズシストセンチュウを発生させるにはどうすればよいかを考えてみました。
1、マメ科を連作する。
緑肥を除き、主にマメ科の植物の根に寄生して養分を奪い、次世代を作っていくダイズシストセンチュウ。マメ科連作が発生させるキモでしょう。
2、土壌を単一化させる。
ルーチン化、パターン化された有機肥料、化学肥料の施肥で土壌微生物もワンパターンに。土壌内で生態系の拮抗性が無くなり、一人勝ち状態に。さらに一度センチュウが発生したパターンに沿ってその後も施肥していく事になるのでセンチュウは減りません。
3、過剰に施肥する
これが一番の要因だと考えています。有機肥料、化学肥料問わずに過剰な施肥はあらゆる病害虫の元です。化学肥料だからダメ、有機肥料だからイイ、というわけでは決してありません。
既に前記事で考察している通り、病害虫の異常発生要因は過剰な施肥(主にチッソ分)によるメタボ野菜が原因です。多くは農薬で抑え込んでいる為に病害虫の症状が出ないので気がつきません。
4、土壌を過乾燥させる
土壌の乾燥により適切に供給されていた地力チッソである有機体チッソが科学変化を起こし、欲求無視でどんどん作物に吸収される硝酸態チッソに。その時の生育環境により、作物は使い切れない硝酸態チッソやアミノ酸が蓄積しメタボ状態に陥ります。(上記3とも兼ね合います)
乾燥により硝酸態チッソが枝豆に溜り、また水分量が絞られている為に光合成、チッソ変換がスムーズに行えず体組織の構成も進まない。見た目とは裏腹にどんどんメタボ枝豆になっていきます。
ここに葉や軸にチッソ過多の兆候が現れ、病害虫がそれを嗅ぎつけ侵食が起こるわけですが、土の中でも同じ事が起こっていると推測できます。ダイスシストセンチュウはマメ科の根が発する特有の物質を頼りに寄生しますが、上記の条件により、過剰にその物質が根から出ていたとするとセンチュウを呼び込むには容易い。
今年の5月〜7月は土壌が乾燥気味でしたが、枝豆のダイズシストセンチュウが多発しました。土壌の過剰な乾燥は堂々とダイズシストセンチュウ発生要因の一つとして考えられます。
ではダイスシストセンチュウを発生させないようにするには?
・連作しない
・施肥の種類を増やして土壌細菌を豊富にし、土壌をパターン化させない。
・地力チッソを把握し、施肥を絞り込む。
・作り込まれている土壌の場合、チッソの硝酸化が怖いのでむやみやたらに乾燥させず適時潅水する。
・枝豆に適切な気温でストレスなく栽培する。
大切なのは最後、旬の野菜は旬の時期に栽培するのが一番土壌にも野菜にも、そしてそれを食する我々の体にも良いという事です。体を冷やしたり、温めたり、季節によって旬の野菜や果物というのは役割があります。(いくら体に良いからといってトマトを冬に食べるなんて体を冷やす大元です)
市場では我先にと季節外の野菜が早出し栽培され、それが高単価でもてはやされている現状があります。我々都市農家はハウスをフル活用してそのような市場の穴を狙って単価を上げていくしかありませんが、これは土壌を痛めつける要因に繋がります。
無理な栽培はやはり無理目な施肥や栽培技術が伴います。ここにダイズシストセンチュウだけではなく、あらゆる病害虫が発生する原因があるのではないでしょうか?
病害虫に関して②
病害虫に関して
他人を批判、非難する本当の意味
情報と洗脳
人は例えば無意識に行っていた事や無意識に食していた食べ物が「実はもっと良い方法があった」とか「実は体に悪い事だった」とする情報が入るといとも簡単にその情報に洗脳されてしまう。
「その代わりにこうすればもっといいですよ。こうすればもっと体に良いですよ」といった情報を入れてあげるともはや宗教の体系になり、洗脳された信者が完成される。
人を動かしたいならば既存の価値観を揺らがせる情報をストレートに対象者にぶち当てれば良い。
最初は「そんな事はない」「何を言っているんだ」と相手の持つ自我やエゴに否定されるだろう。しかしながら無意識には反対の意味が入り込む仕組みになっているので、否定されればされるほどその否定した分だけ、与えたい情報は相手の無意識に入り込んでいく。そして相手に否定させた分だけこちらの要求が通りやすくなる準備が出来上がる。
さらにこれを「ヘーゲルの弁証法」に応用すれば相手を意のままに操る事が理論上は可能。マスコミはこれを使って覚醒していない国民を操っていく。
例えばテーゼ(命題)を掲げ、それに対してアンチテーゼ(反命題)が起こる。そしてジンテーゼ(テーゼとアンチテーゼの統合、解決策)で答えが出る。
つまり「ある出来事を決めたい時にはわざとマスコミやネット使って勢力を煽って(テーゼ)、問題を大きくして(アンチテーゼ)、はいはいじゃあ着地点はここにしましょうね、異論ないでしょ?(ジンテーゼ)と前段階を踏む」法則というわけだ。
話が少し逸れたが、これからはこういった情報教祖様、情報信者の構図がより増える世の中になると考えている。
自分の宇宙を確立し、相手の宇宙にノまれない(気付いているならあえてノまれてもいい)ような気付きが必要になってくる。
その為に常識や習慣に疑問を持つ事が大切になってくる。